初めての映画(WALL・Eネタバレ)

子ども向け雑誌の付録に、『WALL・E』のシールがついていて、以来、ずっとウォーリーが気になって仕方ない息子。
映画を観ていない私達、親に聞かれても答えられない、ストーリーに関する質問をやたらにされるので、そんなに気になるなら、映画を観に行こうという事になりました。
息子にとっては、映画館初体験です。
まず、昨日の夜にチケットを買いに行ったのですが、映画館の照明が薄暗い事に怯えて、入館を拒む息子(汗)
「お化け屋敷と違うの。映画が見やすいように、暗くしてあるだけだから。オバケは出ないよ」と主人と口々になだめて、息子もひとまず安心した様子。
チケットを購入すると(万が一、息子が途中で出たいと騒ぎ出した時のために、通路側に三つ並んで席を取りました。)、よほど嬉しかったのか、何度もチケットの所在と開始時間の確認をする息子なのでした。

今日は起きた時から、「映画に行こう」と大騒ぎでした。なんとかなだめて、開始時間ギリギリに映画館入り。
主人は大好物のキャラメルポップコーンを買っていました。

映画が始まると、息子は時々、「ねえ、ウォーリーは?」とか「どうして(今、ママは画面を見て)笑ったの?」とおしゃべりしては、主人と私に「シーッ!」と叱られつつ、時折、主人の持ち込んだミルクティーを飲み、おやつに持って来たラムネを食べながら、初めてにしては、まあまあおとなしく、最後まで観終わりました。
観終わった息子の感想は「面白かった。……けど、お腹空いた〜!」でした(笑)

それで、以下、ネタバレ感想です。



あらすじは大体、知っていたので、ウォーリーが宇宙に飛び出すまではちょっと退屈でした(汗)銀河系が白銀の渦を巻く映像、とっても美しかったです♪
驚いたのは、クリオネのような可愛らしい外見の割りに、すぐにレーザー銃で何でも吹っ飛ばす、凶暴なイヴ…(汗)あくまで任務に忠実で、自分について来たウォーリーをたしなめて、地球に返そうとしたり、お堅くて、おっかない、鉄の女って感じ…。

そして、ひたすら健気で一途で優しいウォーリーがいじらしい♪ 健気なロボットキャラ萌えのツボを突かれました。

鉄の女のようなイヴが、ウォーリーの見ていた映像を見て、ウォーリーの仕草を思い出し、「ウォーリーは手をつなぎたかったんだ」と気付くところは、グッと来ました。
また、植物を入れるポッドを、潰れかけながら守ったウォーリーが、イヴが必死で直した後、記憶を失ってしまい、ただのゴミ処理ロボットと化してしまった時には、イヴの切なさに共感して、涙が出そうになりました。
ハッピーエンドで終わって良かったです。

それと、主人とも話しましたが、艦長の行動などに見られる、現在の地球環境に対する強烈なメッセージ性にも考えさせられました。
未来の地球がゴミだらけにならないように、人間の住めない世界にならないように、艦長のように自分の意思でエコとか頑張りたいと思います。