渓流釣り

渓流で釣堀をやっているというのを聞いて、最近、「釣りがしたいなあ」と呟く息子が喜ぶんじゃないかと、家族三人で行って来ました。

途中は、コスモスやマリーゴールドが咲いていて、とても綺麗でした。
いざ、渓流まで向かう道のりに入ると、かなりの山奥で、途中の道のところどころに案内の旗や看板がなければ、引き返しているところでした(滝汗)

釣堀では、釣竿と生餌をレンタルできるので、手ぶらで行けました。一時間コースに挑戦です。
まず、はぜ釣りの経験がある主人が、幼虫のような虫を釣り針につけて、糸を垂れます。……ところが、魚影は見えるのですが、一向に釣れません(滝汗)
一方、私達の隣にほぼ同時期に座ったおじさんは、相当慣れているらしく、自前の釣竿と餌で、どんどん釣って行きます。
息子と二人で「すご〜い!」と言っていたら、親切にご自分の餌(小魚)を下さって、アドバイスも色々として下さいました。

おじさんの援護のおかげもあって、ニジマスを、主人が二匹、私が一匹釣りました。本当は主人がもう一匹釣ったのですが、針が充分にかからなかったらしく、餌だけ取られて逃げられたそうです。相当悔しがっていました。釣り果3匹です。
(ちなみに、私達が時間を終える時には、隣のおじさんは既に15〜6匹釣っていました(汗))
息子はバケツに入った魚を見て、とても喜んでいました。

釣った魚は隣の小屋で塩焼きにしていただき、無料サービスという熊汁(熊の肉と大根、じゃがいもなどが入った味噌汁でした。)と一緒に美味しくいただきました。熊の肉はちょっとクセがあって、ホルモンっぽい味わいでした。主人はクセが苦手だったようで、あまり食べませんでしたが、息子は結構喜んで、お肉と大根を食べていました。あと、ふかしたじゃがいもも三ついただきました。何も味付けもしてなかったけれど、美味しかったです。

私達が釣っている最中、向かい側で、小学生くらいの男の子が釣堀に落ちてしまい、その子のお父さんが慌てて飛び込んで助けていました。その男の子の頭が浸かってしまうくらいの深さだったので、うちの息子が落ちていたら、完璧に溺れていたと思います。
……その様子を見て、ハッと気付きました。万が一、息子が釣堀に落ちた場合に備えて、バスタオルと子供用の着替えは用意していましたが、大人が飛び込んで助けると言うのは、全くの想定外でした。
今度から、釣堀に行く時は(もちろん、子どもが落ちないように気をつけるというのが大前提ですが)、大人の着替えも持って行こうと思います。