保育参観日

今日は息子の幼稚園の保育参観日でした。
普段はすっぴんにブラウスと膝の破れたジーンズで送り迎えしていますが、さすがに今日くらいはマシな格好をして行こうと、息子を車で幼稚園へ送ってから、急いでワンピースに着替えてお化粧しました。(9時登園、10時参観開始だったので、支度時間が1時間弱しかなくて、慌ててしまいました。)
午前中は仕事を休んでくれた主人と、幼稚園まで歩いて行きました。息子と一緒だと徒歩で片道20分かかりますが、主人とだと15分で着く事が分かりました。

ママ(と一部、パパ)が大挙して教室に押し寄せたため、子ども達は興奮状態でした。
うちの息子は、皆で声をそろえてご挨拶している時は、黙って知らん顔をしているのですが、先生が何か質問をすると、他の子が答える前に大声で叫びます。
…なんか、これって、母から聞いた、私の幼少期の授業参観風景にそっくりなんですけど…。DNAは争えないと言うか、親を困らせた報いが、今になって帰って来たと言うか…。グサグサと胸に何かが突き刺さる思いで、息子を見ておりました。

ご挨拶が終わると、子ども達は先生に絵本を読んでもらい、次にテーブルの決められた席に座り、カキ氷の絵が書かれた紙を配られました。
シロップの部分には、二枚の色紙を細かくちぎって糊で貼って、氷と棒とグラスの部分にはクレヨンで色を塗るように指示されていました。
息子は緑の色紙(メロン味のつもり)と赤の色紙(イチゴ味のつもり)をちぎって、せっせと貼っていました。糊のついていないところに貼って、「あ、まちがえちゃった〜!」とか言ってましたが(笑)

色紙を貼ると、主人と私のところに見せに来て、「ほら、まだ、全部貼ってないよ」と私に言われて、席に戻り、貼り終わると、また見せにやって来て、「今度はクレヨンで色を塗るんでしょ?」と私に言われて、クレヨンを取りに行き…。と、ひとつの作業ごとに私達のところへ絵を持って来て、とても嬉しそうでした。

早くにできた子は、そういうお約束(?)なのか、自分のロッカーから粘土を持って来て、粘土遊びをしていました。うちの息子もそうでした。…道理で毎週、持って帰って来る上靴の底が、粘土だらけなんだと納得しました(汗)
一時間半の参観でしたが、ひたすらママにくっついて泣いている子、友達同士でおしゃべりしたり、走り回って、先生に注意されている子(うちの息子もその一味(汗))、先生のほうを見て、声を張り上げて挨拶している子、色んな一生懸命な子ども達を見ていると飽きなかったです。
うちの息子が、次は何をやらかすか、ドキドキしていたというのもありますが(笑)

でも、子ども達が本当にすごく楽しそうだったので、私も息子くらいの年頃から、もう一度、人生やり直したいなあと思いました。

教室に飾られた、今までの息子の作品も見ましたが、息子の作った七夕の彦星に、先生の文字で「おおきくなったら、ゴーオンジャーになれますように」と願い事が書いてありました。(男の子は彦星、女の子は織姫を作ったそうです。)…さて、来年は何を願うのかな?(笑)

園長先生から参観時間終了の放送があって、先生方が挨拶をされ、親御さん達が一斉に帰ろうとすると、離れがたいのか、泣き出す子が続出(笑)
うちの息子は、私が「ママとパパは帰るけど、アスカJr.(仮)ちゃんは、これからお弁当を食べるんだよ」と言うと、「ママ、迎えに来てくれる?」と確認し、私が「迎えに来るよ」と返事をすると、納得した様子で、席に戻って行きました。

いつも、「教室でどんな事をやっているのかなあ?」と気になっていたので、息子が先生に「せんせい、次、どうするの?」と聞きながら、工作に励んだり、自分でロッカーに必要な道具を取りに行ったりする様子を見て、なんか普段の雰囲気が掴めた感じで、興味深かったです。

とりあえず、息子が楽しそうだったので、ホッとしました(^^)