ナナムジカのライブ

主人と一緒に、ドラマ「小早川伸木の恋」の主題歌「くるりくるり」などで有名な、ナナムジカのコンサートに行って来ました♪
地元のアマチュアバンドとか、今はメジャーデビューした、当時はインディーズだった某アカペラグループとかのライブとかを聴きに、こじんまりとしたライブハウスへ音楽を聴きに行った経験はあるのですが、大きな会場でのコンサートに行くのは生まれて初めて。
今回、自由席で開場10分前から並んだら、前から3列目というかぶりつきの席に座ることができ、迫力たっぷりの一時間半を楽しめました。

バックバンドは、パーカッション、バイオリン、ギターで、それに松藤由里さんのキーボードと、西島梢さんの歌声がスポットライトを浴びる、といった感じでした。

背景に満月やひまわりの形の影絵が浮き上がったり、歌いだしは薄暗いステージが、サビの部分になると一気に明るくなって盛り上げたりと、ライティングも凝っていて、格好良かったです。
全部で14曲演奏されたそうで、こんなにたくさん演奏されたのはナナムジカのお二人にとっても初めてのことらしく、私は自分の好きな「Ta-lila〜僕を見つけて〜 」や「色彩の砂」や「くるりくるり」や「僕達の舞台」が聴けたので満足でした。

西島さんは歌いながら、体を踊るように動かしておられて、「君」とか言う単語の時は、観客を指すような仕草をしたり、歌詞を体全体で表している感じでした。

カバー曲として、仙台にも縁の深い、小田和正さんの「言葉にできない」を歌われたのですが、この時に特に感じたのが、ひとつひとつの言葉を、ものすごく大切に歌っておられるなあというのを、強く感じました。
小田さんだと、さらっと格好良く歌っちゃうところを、本当に全身と歌声で、「(いっぱいの想いが自分の中にあるんだけど)言葉にできないんだ〜!」という感じで歌っておられたというか…。
「心をこめて歌う」というのはこういうことかと、生まれて初めて聴かせてもらった気がします。

コンサート終了後、CDを購入した人は握手&サインをいただけるとのことで、主人と二人、持っていなかったシングルCDを二枚購入して、二人そろって、ナナムジカのお二人に握手していただき、サインの書かれた色紙をいただきました。
私は「応援してます。頑張ってください」と通り一遍の言葉しか出なかったのですが、主人はなにやら熱心に想いを伝えたようでした。

とにかく、感動のコンサートで、帰りの車の中でも主人と、いかに楽しかったかを語り合っていました。
しばらくして車内でCDをかけてみたんですが、綺麗に完成されすぎちゃって、ライブの臨場感や感激がCDからはちっとも伝わって来ず、二人そろって「やっぱり生が一番だね〜」という結論に達したのでした。
機会があれば、また行きたいです。