温泉旅行に行って来ました

主人が9日に休みを取ってくれたので、8、9日と、家族三人で温泉旅行に一泊二日で行って来ました。
8日の朝、9時半過ぎに車で出発。道中は雨だったので、天気を心配していたのですが、秋田に着く頃には曇りながらも晴れ間が見える天気となりました。

高速道路を降りたところで、宣伝の張り紙を見つけ、急遽、秋田県鹿角市大湯のストーンサークル大湯環状列石を見に、寄り道。
緑の芝の間に並ぶ環状列石の間を散歩しながら、古代からこんな北の地にも、人々の生活が営まれていたんだなあという感慨に耽りました。
併設されていた、大湯ストーンサークル館もちょっと覗いてみましたが、縄文土器の縄目の付け方などが紹介されていて、縄文時代の衣服の試着もできたりして、面白かったです。

寄り道をしたため、2時半頃に十和田湖まで辿り着きました。途中の発荷峠展望台から見下ろした十和田湖は、緑と黄葉で色変わりした山に囲まれ、湖の澄んだ蒼色は、日の当たるところと当たっていないところで色彩が微妙に変わり、まさに絶景でした。
ただし、まず車から降りて思ったのが、「青森って寒い!」でした。風が強かった上に、なにせ、高速道路の気温表示が、仙台を出た時は「18度」だったのが、北上するに連れてどんどん下がり、最後には「12度」になっていたくらいです。長袖の上に、カーディガンを羽織ましたが、それでも寒いくらいでした。

十和田湖では、高村光太郎が作ったという、御前ケ浜にある「乙女の像」を見に行きました。息子が吹き飛ばされそうなくらい、風がものすごくて、その上、とても寒かったです。通り過ぎる人達が冬物の厚手のジャケットを着ているのを見て、納得しました。
名物という焼きヒメマスを食べましたが、さっぱりしていて美味しかったです♪
本当は奥入瀬渓流散策もしたかったのですが、4時近くなっていたので、今回は諦めることにしました。
そのまま、宿泊予約を入れた秋田県湯瀬温泉のホテルに向かい、到着したのが5時半頃でした。

ホテルは展望風呂と、露天風呂つきの風呂の二箇所があり、夕食前にまず、露天風呂のほうへ行って来ました。息子は主人が男風呂に連れて行ってくれたので、私は一人でゆっくりできました。それに、連休最終日のためか、お客も少なく、広いお風呂でのんびりできました。露天風呂は、沢の流れる渓谷に面した木のお風呂だったのですが、残念ながら、暗くてあまり外は見えませんでした。でも、お湯は気持ち良かったです♪

夕飯は鹿の刺身やきりたんぽ鍋、比内地鶏もついて、とても美味しかったです。ただ、息子と、ついたてで仕切られている隣の席の男の子が、お互いに相手のことが気になって仕方なかったらしく、ついたての周りを二人そろって、うろうろしては話しかけたり、話しかけられたりして、なかなか息子が、食事に集中してくれないのには参りました(汗)

夕飯後、今度は展望風呂へ行って来ました。こちらもまた、暗くて外が見えず、早々に出てきました。
翌朝、バイキングの朝食後、昨夜のリベンジをしに、展望風呂と露天風呂の両方に入りました。露天風呂は緑の渓谷が、展望風呂は遠くの山が良く見えて、とても綺麗でした。ただ、両方入っていたら、チェックアウト時間ギリギリになってしまって、部屋に慌てて戻ったら、主人に「遅い!」と叱られました。

9日は鉄な主人の希望により、湯瀬温泉駅に立ち寄ってから、秋田県大館市に向けて出発しました。
まず、3年前に若くして亡くなられた主人の親友Dさんのお墓参りに行きました。何も持参しなかったのですが、ご家族の方が連休中に参られたのか、お花が飾ってありました。Dさんのお墓参りは2年ぶりです。お墓の前に立つと、やっぱり涙が出そうになりました。私が身重の時も気遣いの言葉をかけて下さったり、息子が生まれた時も心から祝って下さったDさん。生きておられたら、息子の成長を見て、どんなにか喜んで下さったでしょうか。長い付き合いになりたい方だったと思えば思うほど、辛くなります。

その後、大館駅へ行き、ハチ公像の前で写真撮影をし、駅前のお食事処で、名物の比内地鶏を使った鶏飯御膳をいただきました。
主人の実家へのお土産を、市内のスーパーマーケットで購入した後、帰路に着きました。
途中、主人と運転を代わったりしながら、6時頃に帰宅しました。

車での長い移動距離で少々疲れましたが、温泉でゆったりできたし、美味しい食事もいただけたし、自然も堪能できたし、良いリフレッシュになりました♪ 次は十和田湖を中心に、奥入瀬渓流を攻略したいです!