ぶたぶたのアップルパイ

作家の矢崎存美先生の『ぶたぶた』シリーズ。
主人公はなんと、生きるぶたのぬいぐるみ。名前は山崎ぶたぶた。中身(?)はとても穏やかで礼儀正しい、中年男性。しかも、妻子持ち(!?)。

本ごとに、いろんな職業で登場する『彼』ですが、特技に料理の才があり、美味しそうな食べ物が作中に登場するのも、魅力のひとつ。

シリーズの一冊、『ぶたぶたの秘密のアップルパイ』では、喫茶店のパティシエとして作る、美味しそうなアップルパイが登場していました。

そのアップルパイを再現したお店、『エピュドルチェ』が札幌にあり、ぶたぶたのアップルパイとして、地方の物産展でも売られていると聞いて、食べたくて仕方なかったのです。

先日、旦那が札幌に出張が決まり、お店に行ってもらい、アップルパイの発送をお願いしました。

ついに憧れのアップルパイが食べられる♪というわけです。

原作では焼きたてで提供されるアップルパイですが、冷凍で届いた品物をオーブントースターで焼いて、家族でいただきました。

焼き加減が上手くいかなくて、底のほうがひんやりしていましたが、サクッとした皮の中に、とろとろのチーズと、しゃきしゃきのリンゴ。
とっても美味しかったです(*^-^*)
叶う事なら、工房で焼きたてを食べてみたい…。

ちなみに、現在、この『エピュドルチェ』さんをモデルにした、矢崎先生の最新作『ぶたぶた洋菓子店』が発売中です。

札幌に行かれる機会があれば、ぜひぶたぶたさんのアップルパイを探してみてください。